情報流通ビジネス研究所
2010年5月
JEITA発表によると、2009年度(2009年4月~2010年3月)の携帯・PHS出荷数は3142万6000台で、前年比87.7%となった。2008年度と比べ約442万7000台減少、5000万台を超えていた2007年度から約2000万台の減で、3000万台前半という市場規模は1998年度の水準となる。
ハイビジョン3D映像が撮影可能なモバイル機器向け3Dカメラモジュールを開発。イメージセンサの高速化と画像エンジンの高速処理により、720P・1280×720ドットの立体映像撮影ができる。2つのカメラ(5メガCMOS×2)で同時撮影して合成、調整の上で作成する。
ドコモは、FOMAのパケット通信や音声通話が利用可能な組込み機器用通信モジュール「FOMAユビキタスモジュール UM01-HW」を開発した。パケット通信に加え、新たに音声やSMS、国際ローミング機能をサポート、ソフトウェア更新機能も利用可能。
ディー・エヌ・エーの100%子会社であるミニネーションは、海外のiPhoneやiPod touch向けに「モバゲータウン」のゲームアプリ「怪盗ロワイヤル」などを提供開始。モバゲーをベースにしたSNS「MiniNation」を搭載している。
富士通研究所は、従来よりも明るさやコントラスト比を改善したカラー電子ペーパーを開発。特定波長の光を色の層ごとに反射するというコレステリック液晶の特性を利用した。新たな液晶材料を採用したことに加え、開口率の拡大により従来比で1.3倍の明るさを実現。
シンガポールを拠点に東南アジアおよびオーストラリアの携帯オペレータを傘下に置き、2億8500万人以上の加入者を有するシンガポールテレコム(シングテル)によるLTEのフィールドトライアルに、唯一の日本ベンダーとして参加。
若者をターゲットに、SNS機能を強化したスマートフォン「KIN」(シャープ製)をベライゾン・ワイヤレス発売した。「KIN ONE」と「KIN TWO」の2モデルを用意し、タッチスクリーンとスライド式キーボードを搭載。価格はKIN ONEが49.99ドル、KIN TWOが99.99ドルで、新規の2年間拘束契約で購入した場合、100ドルのキックバック(メールインリベート)がある。
従来からのMVNE事業に加え、携帯電話事業者や無線設備事業者などに対する、通信事業者向けのイネーブラー事業に参入。その第1弾として、地域WiMAX事業者へのMVNEを開始する。また、地域WiMAX推進協議会の推奨を受け、地域WiMAX事業者向けに、複数事業者が共通で使えるクラウド型の共用CSNサービスを提供する。このサービスは同協議会の推奨モデルに準拠したもの。
スマートフォンやタブレットPC用のAtomチップ(開発コード名はMoorestown)を発表。それまでAtomはネットブックで主に使用されていたが、今後はスマートフォンやタブレットPCなどモバイルデバイスの裾野を広げていく。性能はもとより、従来のインテル製プロセッサと比較して省電力性を高めた。インテルとノキアが共同推進するMeeGoやMoblin、グーグルのAndroid OSを今後サポートする予定。
2010年夏より全米の19市場にモバイルWiMAXのサービスエリアを拡大へ。クリアワイヤの大株主であるスプリント・ネクステルが「Sprint 4G」ブランドで再販するとともに、今後はコムキャストやタイムワーナーなど、CATV業者も販売していく。スプリントは2010年3月、モバイルWiMAXの音声対応端末「HTC EVO」を発表、同時期に販売する予定。